注意深くジーッと見つめてくる目。
野良ネコとして生まれた運命・・・。
一生懸命生きてる・・・。
同じ猫として、生まれても、過酷な運命・・・
絶えず人間におびえながら生きるしかない・・・身を守るために、いつも警戒して・・・
「猫を殺すと七代まで祟る」といわれています。
ねこトラブルが絶えない・・・
近所の庭に侵入してウンチして、ねこを嫌う人によるいじめにあったり、
交通事故にあったり、
のらねこどうしで、なわばり争いでケンカしてケガをしたり、
伝染病やノミ・寄生虫があったり・・・
生きるために食べ物を必死に探し求めて・・・
野良ネコだから・・・
汚いから・・・
と、毛嫌いする人もいるかもしれない。
でも、この子には、なんの罪もない。
たまたまこの世に生まれちゃったから
生まれてきただけなのに・・・
ただ、生きているだけなのに・・・
生きるために食べ物がほしい。
食べたらウンチもしたい。
それだけなのに・・・
危険な目に合うから、すぐに逃げるしかない!
猫の身にもなって考えさせられる・・・。
人間だって、同じ人間でも、
もし過酷な環境のもとで生まれたら、どんなに悲しいだろう。
どんなに運命を呪うだろう。
それでも生きていくしかないとしたら・・・
けなげに生きているこの黒い猫を見ると
かわいそうで胸がしめつけられる・・・
このクロちゃんは、どうも雄のようだ。
前に右足をけがしていたようだけど、治ったみたいで良かった。
カギしっぽの猫は、福を招くといわれています。
この子が、何かのメッセージを運んでくれている気がしてなりません!
もしかしたら、何かの使命を持って生まれてきたのかもしれない!!
一生懸命生きているクロちゃん!
自分も一生懸命生きていこう♪
クロちゃん!どうか無事に猫生を全うしてね♪
「吾輩は猫である」の夏目漱石は、黒猫で爪の黒い猫を福猫として
終生可愛がっていたそうです。
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