今日はママちょっとシリアスな話するニャン・・・
前にクローン犬を作っている施設が韓国・ソウルにあるという2017年1月15日のニュース
が流れ、ショックを受けて書いてしまったけど
また今年の2月15日ザ・世界仰天ニュースで取り上げられていた。
なぜかこのニュースが気になる・・・。
1997月 世界初のクローン羊ドリーが誕生した。
クローンとは「生命体のコピー」
当時、人間の科学が生命体を作ったと世界中が驚いた!
その1年半後の1998年、一人の科学者が注目を浴びる。
なんと、クローンを自分で作ろうとしたのである。
その科学者の名前はアメリカ・シカゴにいる研究者、リチャード・シード(当時42歳)
この頃、人口受精で優秀な牛を大量生産した事業で成功した。
科学者を志した幼い頃からの夢は、ノーベル賞を取ること。
しかし、「牛の人口受精では無理だ。」
「何か違うテーマで業績を残さなくてはならない。」
そんなある日、画期的なアイデアを思いつく。
マスコミを集め、「私は不妊に悩む夫婦を救う事業を始めます。」と発表。
「夫の精子と妊娠できる女性との間に受精卵を作り不妊の妻の体内に移植するんです。」と。
それは、今では珍しいことではないヒトの体外受精だが、
1970年代のアメリカ初頭では、宗教的価値観も強く、子供は自然に授かるものという考えが
あり、信じられないと世界中が大騒ぎとなった。
当時の人々とはあまりにも考えがかけ離れていた。
しかも平然と「牛に使っている技術を人間に応用するだけの話ですよ」
この頃、シードは異常な発想を持つ科学者と見られるようになった。
それから8年後の1978年。
イギリスで世界初の「体外受精ベビー」が誕生した!
このシードと同じような方法だったため、そのニュースに彼はものすごい怒りの衝撃を受けた!
「自分の時は世間に相手にもされなかったのに!」
「何でだ~!」「チキショー!」と激怒!
この出来事が彼の人生を大きく変えてしまう!
「研究を先を越された! 世間を見返してやる!」と心に誓った!
19年後の1997年、シード(当時68歳)は大きな業績をあげることもできず月日ばかりが
過ぎていた。
そんな時、世界初のクローン羊、ドリー誕生のニュースまたまた激怒!シードは68歳、
残された時間は少ない。
「クローン羊を超えることを発表しなければ・・・!そして、そのとき「人間でもできるはずだ!」と世界初のクローン人間を作ることを思いついた。
「世界初のクローン人間を作ること、かつて自分を狂人扱いしていた奴らを見返してやる!」
そして、とうとう不妊治療を目的として、人のクローンを作る会社を立ち上げた。
その一方でクローン羊の生みの親、イアン・ウィルマット博士は
「おそらくこの技術が人間に用いられても、生まれた子供は生後間もなく死亡してしまうでしょう。」「絶対にやるべきではない!」と大騒動になり、「我々は羊ではない!」と
猛烈なバッシング!
クローン人間を作る会社を立ち上げたものの、その頃、シードは、「クローンベビーを生んでくれる被験者さえいない。でも急がないと、誰かがクローン人間を作ろうとしている!」
シードは、焦っていた。そして信じられない行動に出た!
なんと、年老いた自分の妻に頼みこみ、ある女性の卵子に自分の細胞核を移植し、
妻の子宮に移植する方法をとった。
人類史上初のクローン人間は誕生するのか? ノーベル賞を取ることを夢見たシードの起こした全世界を大騒動させたクローンを誕生させるという狂気の発想!
その動きや騒動に対して、各国は、ヒトに関するクローン技術者等の規制に関する法律を定めた。
2000年に日本でも法律が成立した!
クローン人間を作ろうとした者には
■10年以下の懲役
■または1000万円以下の罰金
■あるいはその両方を科す
という重い刑罰がかされている!
狂気の科学者、シード
今のところクローン人間を作ったという情報は
「ない!」
このSF映画見たことあるけど
あくまでもSF映画なので楽しめた!
クローン人間・・・倫理的にあってはならないと思う!
「本人とうり二つのクローン」は、現在の科学技術では作れないし、作ってはいけないハズ!
しかし、こうした考えを持つ人や国があるということは、もはや現代においては、まだ知らないだけのことかもしれない!
クローン羊にクローン犬・・・
なぜ、これが今ニュースや番組で報道されるのか、極秘裏にこうした実験をやっていると想像するだけで恐ろしいことだ。
人間なら不妊治療の現場ではすでに現実のものになっているけれど、クローン人間の場合、
きちんと健康な赤ん坊として生まれてくるとは限らないと言われている。
双子がいい例で、一卵性双生児は遺伝情報が共通している。 クローン人間はいわば歳の離れた双子と同じ。
でも私達は、彼らを別々のヒトとして扱う。
「健康に生まれてこない可能性が高い子を作る・産む」ことに正義はないと思うし、クローン人間の作成は、倫理に反することだと思う。
なんと!「ネコ」もクローンが作られている!?
2001年12月にテキサスA&M大学の研究者がCC(コピーキャット) と呼ばれる初めてのネコのクローンを作製しているという。
コピーキャットはクローン元の猫と全く同じDNAを持つにも関わらず、性格や毛の色も異なっており、
コピーキャットは恥ずかしがりやで臆病だったが、クローン元の猫は好奇心旺盛で活発だった。
2004年には、初めての商業用ペットとしてのネコクローンリトルニッキーがGenetic Savings & Clone社によって作製されたという。
クローンネコのことは、今のところ大きな日本の話題、ニュースにはなってはいない・・・。
今まで可愛がっていた愛猫を亡くした悲しみをひきずったまま、それでもそっくりな猫がほしいですか?
そっくりな猫(コピー猫)・・・ただ、生まれても、果たして健康に生まれてこればいいけれど・・・。
疾病や傷害を持って生まれてくる確率は高いという・・・。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
猫をこよなく愛する皆様はこの問題をどう思われますにゃ?
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